東神奈川駅と神奈川宿の記憶 — 鉄路の結節点・江戸前の海・開港の寺院を巡る

by 大町桂月・江戸川乱歩・三遊亭金馬 ほか • 幕末〜昭和 • 日本・神奈川県横浜市

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JR東神奈川駅・横浜線ホーム(八王子への起点と0キロポスト)
明治41年(1908年)9月23日、生糸輸送を目的とした横浜鉄道の起点駅として開業した東神奈川駅は、東海道線と八王子方面を結ぶ乗り換え拠点でした。紀行作家の大町桂月は随筆『町田村の香雪園』の中で、東神奈川駅で八王子行きの汽車に乗り換え、駅を離れるとすぐに純然たる田舎の風景へと変わる当時の車窓を記録しています。また、江戸川乱歩の長編探偵小説『悪魔の紋章』では、登場人物が尾行をまくために二駅引き返して東神奈川駅で下車し、八王子行きの路線へ乗り換えるトリックの舞台として描かれました。現在もホームの下部には、横浜線起点を示す「0キロポスト」や開業当時の低床式煉瓦積みプラットホーム遺構が残されています。
『町田村の香雪園』/『悪魔の紋章』• 蒸気機関車の煙と、八王子方面へ伸びる単線のレールが現代の横浜線ホームに重なる風景
移動情報
東神奈川駅と神奈川宿の記憶 — 鉄路の結節点・江戸前の海・開港の寺院を巡る
東神奈川駅と神奈川宿の記憶 — 鉄路の結節点・江戸前の海・開港の寺院を巡る(大町桂月・江戸川乱歩・三遊亭金馬 ほか・表紙)
出典・引用情報
「いつの間にやら、東神奈川驛に著く。東神奈川驛より八王子行の汽車に乘換ふ。」
— 出典: 『『町田村の香雪園』(『桂月全集 第参巻 紀行二』)』 大町桂月

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